ゴー宣DOJO

BLOGブログ
みなぼん
2011.2.27 04:07ゴー宣道場

我が反省

よしりん先生が
来てくれましたー
絵文字:重要絵文字:星



単行本『ゴー宣道場』の
「あとがき」に、
公論を創るのは
多分相当難しいだろう、
楽観できないと書いているのを
読んでくれましたか?


今もつくづく
難しいと思います。

 

わしはブログで文章を書く際に、
「ですます調」を選んだのは、
その方が優しくなるからと
思ったからです。


でも、どうやら
優しくなってないようで、
相当手厳しい印象を
人に与えるような
書き方になってるらしい。


高森氏の発言を批判する際にも、
海老原著書の批判のつもりなのに、
何でこんな嘘のデータを
信じるんだという
憤懣やるかたない思いが
出てしまってるようです。

 


わしは
「自己責任論」 が嫌いです。

それは 新自由主義
相性が良い言葉として
使用されます。


弱者に対して

「社会は悪くない。
  おまえ自身に責任があるのだ。
  勝手に這い上がれ絵文字:重要

と突き放す言葉です。


わしは
日本社会の劣化を
食い止めたいと思うし、
より良き社会を目指す者なので、
「自己責任論」が嫌いです。


アメリカでも、中国でも、リビアでも、
「自己責任論」は成り立ちます。

人に対する「説教」は、
悪しき体制を受容する
「自己責任論」に
繋がることがあるので
注意しなければなりません。


新自由主義を支持することは、
弱肉強食を支持することです。


ならば自分は
強者のつもりなんだろうから、
容赦はいらないはずだよなと
わしは思ってしまいます。


わしは圧倒的な強者だから、
故なく弱者の側に
立たされた者たちには
優しいつもりです。

 


わしが「ゴー宣道場」に
ゲストを呼ぶまでには、
事前の話し合いや、
信頼の獲得の過程があり、
やっと出てもらっています。


政治家だろうと、
一人の女子大学生だろうと、
わしはゲストを守ろうとします。


「ゴー宣道場」に出て、
厭な思いをして
帰られるようなことになれば、
もう誰も出てくれなくなります。

前回の道場のゲストは、
苦境に立たされている
女性なだけに、
神経を使いました。


高森氏から
「自己責任論」が出てきたときは、
本当に焦りました。


こんな立場の女性を
傷つけてはならないと
強く思ったのです。


高森氏もそこは
あとで考える所が
あったのではないでしょうか?


だから
「就職のお手伝いをしたい」と
申し出てくれたのだと思います。

 


「自己責任論」を主張する者は、
強者のはずです。


まっすぐ批判しても
いいはずだと思っていました。

しかし、
笹さんから叱られました。

厳しすぎると。


師範の間の関係性において、
トップのわしが
他の師範を批判するときは、
相当の細やかな配慮が
いるのだそうです。


わしの書き方は
身も蓋もないものに
なっているのだそうです。

 


実は高森さんの誤りを
指摘するブログは、
あれでも事前に
秘書みなぼんに見せて、
いっぱい削ってもらったのです。


みなぼんから見ても、
これなら大丈夫というレベルに
達していたはずですが、
笹さんによると
厳しすぎるそうです。

 


公論は創りたい。

間違ったセロンは
正さなければならない。


一人の女子大学生も、
仲間である高森さんも
傷つけてはいけない。

わしはどうしたら
良かったのでしょう?

笹さんは
また同じテーマで
「ゴー宣道場」をやって、
そこで議論するべきであり、
ブログでの批判は
いけないと言います。

しかし間違いは
素早く修正しなければ、
セロン になってしまいます。

メーリングリストでは、
前回の道場で
テーマを孕ませられた門弟たちが、
議論の続きをやっています。


正しい知識を与えないと
議論は「公論」に行き着きません。


わしが知っている知識は
さっさと「公」にすべきだと思います。

しかも日々新しい問題が
世界には生起しており、
数か月先まで
この議論を引きずる余裕はないと
わしは思います。

「ゴー宣道場」は
テーマを孕ませられた者たちが、
道場後も公論を求めて
議論を続ける。

これはすごいことだと
わしは思っています。

 


みなぼんは言います。

「先生は沸点が低い」と。


確かに
その通りのような気がします。


わしは年とって
どんどん丸くなっているのですが、
「ゴー宣道場」を始めて、
また沸点が低くなったかもしれない。


道場は100年続くと言ってますが、
いつ死ぬかわかったもんじゃないんだから、
野望達成を急ぎたいのです。

あえて言いますが、
あと3年で
日本を変えなければなりません。

そのように目標を立てなければ、
だらだら続く
運動のための運動に
堕してしまいます。

わしの財力も続きません。


100年後まで伝説となる
「ゴー宣道場」を創りたいのです。


門弟たちのレベルが
目に見えて上がってきているので、
日増しに
「行ける所まで行ってみよう」と思う野心が
強くなってきました。

 

堀辺師範は
わしの思いをすっかり
わかってくれています。


今、わしの情熱を
理解してくれているのは、
堀辺さんと、有本さんです。

笹さんと、高森さんは、
おそらく自分の運動の方が
大切なはずです。


宮城さんは、
そもそも真剣なことが
嫌いな人です。
純粋まっすぐ君だと
思うのじゃないかな?

案外、面白いと感じて
傍らで見守りたいと考えているのが
切通氏です。

こういう仲間の
人物評まで書くから
手厳しいと思われるのですが、

わしは自己欺瞞が嫌いです。

違うなら違うと
批判してくれていい。

しかし今回の件で、
あの男っぽい有本さんが
わしを理解しながらも、
高森さんをかばうのだから、
わしに非があるのは明らかです。

 

わしは
自分の沸点の低い激情と、
周囲の者たちへの優しさを、
上手く両立して
やっていけるでしょうか?

わしは笹さんに約束しました。

ブログの文章は、今後、
何重もの優しさの
オブラードに包む訓練をしますと。

しかし年をとっても
なかなか人間が
完成することはないなあ。


師範の中で
誰がわしに
最後まで付いてくるのか?


門弟・道場生の中で、
誰が最後まで付いてくるのか?


結局全員いなくなったりして。


みなぼん

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